合気道子の稽古日記

合気道子の稽古日記

40代半ばで合気道を始めた女性のブログです。子どもと通える道場、藤沢合気道会所属。内容はすべて執筆時点の道子の個人的見解です。

道着はコスプレではなく article89

こんにちは。道子です。

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ハロウィンの話題になった時「いつも道着きてるから、充分だよ」と言っている人がいました。確かに。ある意味、道着は非日常的な格好です。道着で生活している人はあまりいない。(プロの武道家や先生の中には、いらっしゃるかも。「かぐや」に出てくる武山先生は、いつも道着しか着てない)

ハロウィンの仮装は、非日常的な格好をして「自分ではない誰か」「自分ではない他のキャラ」=コスプレをすることが多いです。「他の誰か」になって日常をつかの間忘れ、気分転換して楽しむ。コスプレイヤーもそうなのかな?二次元かと思ったら、コスプレ写真だったりして感心します。

道着に関しては「自分ではない誰か」ではなく、日常の雑事から解放された「素の自分」になるスイッチのような気がします。肩書も学歴も地位も年齢も性別も、どんな家庭環境かも全く関係ない。ただ、個人としての存在だけを道着に包んで、お互いに稽古します。

道場で道着に着替えると「さあ、やるぞぉ」と気合が入ります。道着の硬さが「背筋伸ばそうね」と促してくれる。帯をキュッとしめると、心も身体もシャキン!ここからは、自分の心身・組んでくれる相手と向き合う時間です。見取りの時は、先生と受けの一挙一動、言葉のひとつひとつに集中。見ること聞くことだけに徹すればいい。シンプル。澄み切った清々しい気持ちになります。

聞きながら「ごもっともです。しかし現状では・・・」と理屈を組み立て、話に 強引に 割り込むタイミングをうかがう必要もない。日常の雑事や考え事も忘却の彼方。技を覚えて、少しでも上手くなりたいと必死ですもん。それ以外のことなぞ、考える余裕はありません。

こんなに清々しい気持ちになれる合気道、学校の授業にも取り入れてほしい。中学校の体育では、平成20年から武道が必修となりました(完全実施は24年から)子ども達の中学では柔道。友達の子の地区では相撲。文部科学省の学習指導要領を見ると「柔道」「剣道」「相撲」の3つが挙げられています。合気道はどこに行ったの?!・・・含まれていませんでした。無念。

この3つの選択肢だと、防具や竹刀の準備が必要ない「柔道」「相撲」が選ばれるのは当然の流れです。柔道は道着を用意するだけ。相撲は、体操服にスポーツまわしをつけて行う。合気道も道着しか必要ないし、取り入れてくれれば良かったのに・・・。文部科学省の官僚には、合気道経験者が少なかったのかな?

 

お読みくださり、ありがとうございました。